撮影日記


1998年06月13日(土) 天気:あめ

エクタクローム

ここ最近,フィルムの消費がやや多い。とくに120フィルムの減り方が早い。KorelleやBeautyFlexのようなカメラでスナップなんかをするのが原因であることは間違いない。そのなかでもKorelleはピント調整が目測式なので,じっくり調整したりせずに,「まあ,こんなもんだよね」と適当に撮ってしまう。時にはノーファンダーで撮り逃げすることもある。もちろん,そんな撮り方でよい写真が撮れるわけなどない。
 さて,今日は雨。フィルムの補給に出かけた。
 今日はまとめ買いをするつもりだったので,いわゆる現金卸部(プロショップと言った方がカッコイイかな?)に行った。Ektachrome Dyna EXが新パッケージに変わっている。中身も改良されたのかな?いずれにせよ,安価で明瞭な発色をするDyna EXは,われわれアマチュアの強い味方である。
 35mm判用にはDyna EXを買うが,中判用にはEktachrome 100 PROFESSIONAL,つまりEPNを買う。最近,EPNは人気がないのか,ふつうの小売店の店頭に並んでいないこともある。よく売られているのは最近のE100SやE100SWなどだ。この現金卸部にも,なぜかEPNは置いていない。EPPやEPRは置いてあるにも関わらず!今日は小売部の方から商品をまわしてもらい購入したが,いつかEPNもなくなってしまうのだろうか?お店の人によれば,EPPやEPRはよく売れるが,EPNは全然売れないという。
 最近,コダックのプロラボから1枚のチラシがまわってきた。そこには,もう1度コダクロームを使ってみませんか?コダクロームの色を思いだしてみませんか?ということが書いてある。そうだ,ポール・サイモンの歌ではないが,コダクロームの色を青春の思い出ととらえている方も多いことだろう(私自身にはそんな思い出はないが)。
 いつか,EPNも過去のものになるんだろうか。
 このページを読んでくださっている方で,もしもVelviaの現実離れしたドギツイ不自然な色しか知らない方がいらっしゃれば,ぜひともコダクロームの独特の色と,EPNのナチュラルな色を体験してもらいたいものだ。


← 前のページ もくじ 次のページ →