撮影日記


1998年06月07日(日) 天気:はれ

サンシローが満開

いま,ベランダでユリが満開である。これは「サンシロー」という品種らしい。そのように球根のパッケージに書いてあった。小ぶりな花であるが,中心付近がクリーム色,周囲がオレンジがかったピンクで,濃い茶色の斑点がある,見飽きない花である。一昨年購入し,今年が2回目の開花である。
 すでに流行は終わっていると思うが,ユリといえばカサブランカであろう。白い巨大な,花びらに小さな突起のある,あれだ。これも,いまうちのベランダにあるものは今年が2回目の開花である。昨年,球根が増えるようなことはなかったが,そのかわり今年の茎は立派である。小さな鉢で植えているわりには太いと言っていいだろう。そこに今,つぼみが9個ついている。開花まであと10日もあればいいのだろうか。
 カサブランカの開花には3〜4時間かかることを昨年確認している。カサブランカの鉢を室内に移し,ビデオカメラを回しておいたのだ。それを確認したあと,こんとはF-801のインターバルタイマー機能で連続撮影をした。このときはあくまでも実験−動作確認が目的なのでNEOPAN PRESTO 100で撮っており,プリントもしていない。
 今年は,すなおにネガカラーを使って,カサブランカの開花を撮る予定である。F-801に,スピードライトSB-20,AF Zoom-NIKKOR 35-70mm F3.3-4.5を組み合わせて,すべて機械まかせでやってみよう。
 うちのF-801は中古品である。なぜこのF-801を買ったのか,ちょっと説明しておこう。
 F-801を購入するまでは,NikonボディはFMとNikomat FTの2台を使っていた。いろいろなフィルムを使い分けるためである。しかし,Nikomat FTはシャッターダイアルの位置などがFMと著しく異なり,サブボディとして十分に使いこなせないでいた。そこで,もう1台手ごろなボディを探していたのである。
 せっかくだからこの機会にAF機を買おうと考え,F-501を物色していた。ダイアル式の方が操作しやすいと考えたからである。そのとき,今のF-801を見つけたのである。外見に傷があって価格も安い。しかも,マルチコントロールバックMF-21がついていたのだ。
 F-501を買ったとしても,あとでマルチコントロールバックを探したであろう。私はそこにある「インターバルタイマー」機能を使ってみたかったのである。
 インターバルタイマー機能は,すでに昨年の部分日食撮影で利用し,その威力を実感している。今度は「開花」の撮影にも利用してみたいと考えているのだ。
 そのために,今年はアサガオも植えてみた(笑)。


← 前のページ もくじ 次のページ →