撮影日記


1998年05月24日(土) 天気:くもり 撮影をやめたら雨

初めて連写

むか〜し,「連写一眼、キヤノンAE-1」というコマーシャルをテレビでよく見たことのある方も多いと思う。ワインダーのクシューンクシューンクシューンという「音」にゾクゾクっとする憧れを感じたことだろう。
 最近の一眼レフカメラでは,ワインダー内蔵があたりまえになっている。しかし,実際に「連写」を必要とし,実際に使用している方は多くないのではないだろうか。フィルムを入れずに「カラ打ち」し,「音」を楽しむ方は多いと思うが(笑)。私も,実際にフィルムを入れて連写したことはなかった。

今日は,月例のスナップ会だった。今回は初めてご参加くださる方(まだハンドルネームを考えていないとのことなので,とりあえずIさんとさせていただく)もあったので,天気がやや怪しいものの,せっかくだから降らないうちに撮ってしまおうと出発した。行き先は錦帯橋である。最近,錦帯橋を自動車で渡る大バカ者が出たというニュースもあったので,どんな場所かはみんなわかっていると思う。mahalさん,運転ご苦労さまである。m(._.)m
 実は,錦帯橋へ行ってなにを撮るというテーマもなかった。ただ,観光名所で人も多くきているだろうから,シャッターチャンスもなにかあるだろう,という程度のノリである。「スナップ会」だから,それでいいのだ。いろいろな人と一緒に,写真について語りながら撮るという姿勢がなによりも大切なのだ。
 Iさんが300mmレンズで,小鳥や,川で遊んでいる子どもを狙っていた。その子どもがときどき川にはまりそうになるのがおもしろいらしい(笑)。近くに母親らしい人がいたので,望遠レンズを持っていかなかった私には,その子どもを撮る勇気が出なかった(笑)。
 今日の私は,「水」を狙ってみた。川に石を投げこみ,落下する前に座りこんでカメラを構える。錦帯橋を背景に,ばしゃーんと飛沫が舞い上がるのを狙うのだ。次に,石を低角度で投げこみ,石が跳ねていくところを狙った。ところが,自分で石を投げていたのでは間に合わない(笑)。それを見たmahalさんが,かわりに石を投げてくださるのだが,なかなか構えたところへ石が行ってくれない。そこで「連写」モードで追いかけることにした。F-801のフィルム送りをCH(高速連写)モードにして撮影したのは初めてである。うまくいっていればいいのだが。
 私たちが石を投げるのを見ていた若いカップルが,まねをして石を投げていたが,全然跳ねない。投げる角度が高いし,選ぶ石もよくないのだろう。つまり,へたくそである。


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