撮影日記


1998年02月11日(水・祝) 天気:晴れ

カメラは複数あると便利である

梅から生まれた梅太郎と「見栄」のはりあいっこをしているうちに,使う目的で所有するカメラがかなり増えてしまった。それぞれのカメラに,それぞれ適切と考えられる撮影シーンがあるので,適宜使い分けていくつもりである。
 出動回数が多いのは,Mamiya Universal PressとNikon FMである。風景をきっちり写したいときには,6×9判の大画面をぜひ利用したい。そういうときのサブカメラとしては,Nikon FMがちょうどよい。比較的小型軽量で,長年慣れ親しんだ中央部重点TTL測光は安心できる。さらに,電池がなくても動くということも,より安心感を与えてくれる。
 手もとにあるNikonのFマウント一眼レフカメラボディは,いつしか5台になっているが,それらの中でもっとも安心して使っているのがFMなのである。したがって,FMにはEktachrome Dyna EX 100を入れていることが多い。ところが,このフィルムをまだ使い切っていないときに,他のフィルムを使う必要がでてくることもあるはずだ。
 そういうとき,別のボディがあると助かる。2台あれば,ポジとネガ,カラーとモノクロ,低感度と高感度など適宜使い分けることができる。2台目は,マウントさえ共通であれば,安い中古品でも十分だ。
 最近,仕事が忙しくてなかなか写真を撮りに行けない。そこで,ちょっとした時間をみつけては,スナップショットを試みている。スナップショット用には,以前からコンパクトカメラを使っている。とくにOLYMPUS XA2はお気に入りの1台である。専用フラッシュをはずせば文句なく小さく軽い。まさに,いつでもポケットにしのばせておけるカメラである。
 いま,それ以上に気に入っているのは,クラカメである。まずは,例のKorelle(1997年12月31日の日記を参照)の試用中だ。これは国産二眼レフカメラ。ウエストレベルファインダーにはルーペも組みこまれているが,上玉と下玉の連動の精度が怪しく,本当にピントがあっているのかどうかはわからない。とりあえず1本撮ってみるが,あまりに精度が悪いようだと「飾り物」にしてしまうかもしれない。クラカメは,たとえ使わなくとも,すばらしい置物として部屋を飾ることができる(^^;
 ただ,私のような35mm判と6×9判の画面しか知らない者にとっては,6×6判の正方形の画面は新鮮である。すばらしい構図が得られるような気がする。実際は,そうでもないのだろうけど。そうだ,やはり「いつかはハッセル」なんだ。


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