1998年01月11日(日) 天気:雨
初歩的なミス
年が明けてから,妙に雨の日が多い。ところが幸い,仕事が今,忙しい。だから安心して休日出勤もできる。天気がよかったら,写真を撮りに行きたくなるというもの。
ピカイチカリブに入っている撮りかけのフィルムを早く現像したくて,ずっとカメラをもち歩いていた。しかし,忙しいことと天気が悪いことから,なかなかシャッターを押す機会に巡り会えない。
しかし都合あって今日は,そろそろ現像しなければ,と思いフィルムを巻き戻すことにした。ピカイチカリブは全自動のいわゆるコンパクトカメラ。巻戻しレバーを引けば,モーターでフィルムが巻き戻される。しかし,フィルムが巻き戻される様子もなく,止まってしまった。これは,中でフィルムがひっかかったに違いない。そこで,ピカイチカリブを暗箱にいれて,フィルムを取り出すことにした。
手探りで裏蓋をあけてフィルムをひっぱる。24枚撮りフィルムで20枚くらいは撮影していたから,それなりの長さのフィルムを手でこつこつとパトローネに巻きこむつもりであった。が,ないのである。フィルムはほとんどでていないのだ。どうも,フィルムの装填ミスで,全然撮影されていないようだ!
新年早々なんとも初歩的なミスである。このカメラの場合,フィルムは自動装填である。所定の位置までフィルムを引き出して,裏蓋を閉めてシャッターを押せばOKなはずだ。しかし,そこでうまくフィルムが巻き取られなかったらしい。カメラはそのまま,フィルムが装填されたものと判断したわけだ。この種のカメラの場合,フィルムがちゃんと送られているかどうか,知る術がない。
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