撮影日記


1997年12月30日(火) 天気:あめ

年末年始はプリンタ受難

Windows CEマシン「カシオペア」は順調に動作している。単3乾電池でも1日くらいは平気で動作するし,小型軽量でディスク装置をもたないために,かなりラフに扱えるところがグッドである。BBSだってメールだって利用できるし,FTPソフトもあるのでウェブページの更新もできる。
 ただ,調子に乗っていくつものアプリケーションソフトウェアを起動させていると「メモリ不足です」のエラーが発生するようになった。そこで,さっそくバッテリとメモリを買いに出かけた。
 CASSIOPEIA A-51には,PCカードスロットとコンパクトフラッシュメモリカード専用スロットがある。PCカードスロットにはモデムカードを挿すので,必然的にコンパクトフラッシュを買うことになる。容量はとりあえず 10MBのものでよいだろう。何件か回ったところ,ソフマップに「新品だけど開封してしまったから割引」というモノがあった。10MBで¥16,000である。もっとまめに探せば,もっと安いものがあったかもしれないが,まあ,いいことにしよう。
 そもそも,今日のような日に日本橋へ行ったのは,友人宅のプリンタが故障したためである。彼の家へ,梅から生まれた梅太郎と遊びに行ったところ,彼が「プリンタが壊れてもうた。二度とEPSONなんて買えへんぞ。今度はCanonや。」と騒いでいたのである。彼のパソコンとプリンタは,以前3人でいっしょに買いに行ったものだ。梅から生まれた梅太郎は「すぐに保証書を探し出せ」という。そうだ,ソフマップの長期保証があったはずだ!確認すると,購入は2年半前,保証期間は3年。よし,すぐに日本橋へ行こう!という次第であったのだ。
 ソフマップのコンピュータクリニックは,年末だからだろうか,長蛇の列である。見ていると,プリンタの修理依頼が多いようだ。プリンタは機械的動作部分が多く,実際に故障しやすい装置だとは思う。それよりも,多くのプリンタはふだんほとんど使われることはないのではないだろうか。それが,年末になると突然に大量の年賀状作成のためにこき使われ,壊れてしまうことが考えられる。年末はプリンタにとって受難の季節なのだ。
 この日,私は,ついでにCASSIOPEIAのリチウムイオンバッテリも買おうとした。しかし,ソフマップのみならず,よった数件の店にはどこにも在庫がないのである。


← 前のページ もくじ 次のページ →