撮影日記

1997年12月24日(水)　天気：はれ

もしもニコンが弱ければ
ライカはたちまち攻めてくる

毎年のことながら，年末は忙しい。とくに今年の場合，今月前半にかなり用事がたてこんでしまい，仕事のスケジュールが狂ってきた。それを取り戻すべく，日々努力しているのだ。今日，家庭のある方々は，じつにさっさと帰宅されてしまった。一方，まだ家庭を持たない者は，私同様に遅くまで仕事をしている。いや，中にはさっさと帰ってしまったヤツもいる。なにか予定があるんだろうな。いやいや，なかには見栄でさっさと帰ったヤツもいるに相違ない(笑)。
　昨日のことであるが，浴室の電球が切れた。昨日も休日出勤していたのだが，18:30くらいにさっさと切り上げて，電球を買いにいった。行き先は，紙屋町のデオデオ本店。この時間なら，平和記念公園沿いの駐車帯もすいているので楽にクルマをとめられる。
　さっさと電球を買い，ついでにカメラのドイにも立ち寄る。買い置きのフィルムが心細くなってきたからだ。ついでに中古カメラのウィンドウを覗くが，いつのまにかここの中古カメラの品ぞろえも充実してきた。一時はライカもあったりしたが(以前，店頭でライカおやじを撃退したころね)最近は，古いコンパクトカメラが目立つ。そう，古いコンパクトカメラも使うとおもしろそうである。狙うなら，二重像合致式距離計つきのものがいい。などと見ていると，いつも「ほしい」とここで書いているオリンパスXAがあるじゃないか。最近，見た中ではもっとも安い￥18,000だ。十分きれいだし。今度，ヒマなときがあったら，ゆっくり見せてもらうことにしよう。いつになるかわからないが(笑)。
　最近は，見栄をはる楽しさ？も知るようになり，ニコンFやF2もほしいと感じている。とくに，F2AやF2ASといったAi方式対応フォトミックファインダー機は実用面から言ってもほしい機種である。Fの美品がビンテージものとして価格高騰の傾向があるなか，使いこまれたF2には安価なものも目につく。ところで，カメラのドイの中古コーナーにも，ニコンは多い。それは，ニコンが強いからだろう。もしもニコンが弱ければ，ライカはたちまち攻めてくる。君はシベリア送りだろう(笑)。