撮影日記


1997年11月25日(火) 天気:晴れのち雨

オリンパスXA2の
あとがまをどうするか

オリンパスXA2,私にとってサブ用のコンパクトカメラではあるが,町のようすを無造作に切り取るような撮り方のできる重要なカメラであった。カメラを構えることを意識しなくてよいのである。
 なんとか,オリンパスXA2を直したい。しかし,費用を考えると買いかえた方がおトクかもしれない。とりあえず,買いかえの候補を考えてみよう。
 まずは,また懲りずにオリンパスXA2の中古品を買う,という選択肢がある。専用フラッシュ付きでも¥10,000 未満で入手可能だ。
 次に考えられるのは,オリンパスXAだ。ケースレスカメラの先駆ともいえる存在なのでよくご存じの方も多いと思うが,XA2との違いを簡単に書く。まず,レンズが違う。XA2は3群4枚のD.Zuiko 35mm F3.5であるのに対し,XAは5群6枚のF.Zuiko 35mm F2.8である。また,XA2がプログラムAEでシャッタースピードが2秒までであるのに対し,XAは絞り優先AEで10秒までの露光ができる。さらに,XAは二重像合致式距離計も内蔵している。
 ただ,そのせいかオリンパスXAは高価である。高価といっても,¥20,000〜¥26,000くらいであるが。ただ,それくらい出すならば選択の範囲が広がる。今日見た範囲では,少し古い型のオリンパスμ,リコーR1やフジのティアラなどもあった。ほかに魅力をに感じたのはローライ35S。これは¥30,000 だった。コンタックスTよりはるか以前に,ゾナー搭載の沈胴式コンパクトカメラがあったんだゾって,最近になってようやくヤシカのコンタックスのことを知って,高級品だとして買いはじめたオヤジどもに対して,知ったかぶりしてあげよう(笑)。
 もっとも,そんなにお金をかけるなら,最新式のコンパクトカメラを買った方がいいかもしれない。私にとってコンパクトカメラは,「小さいこと」「安いこと」が重要である。最近の機種で見れば,リコーR1S,オリンパスμII,コニカBIG MINIなどが該当しよう。いわゆる「高級コンパクトカメラ」は魅力を感じない。ただし,ニコン28Ti,35Tiあたりは欲しいかな(笑)。
 他に,「写ルンです白黒フラッシュ」を買ってきて,分解再利用する手もある。ただ,やっぱり「写ルンです」では,撮影できる条件が非常に限定されてしまうのが問題だ。
 ともかく,当面は,ニコンピカイチカリブで代用するしかない,ということだ。


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