撮影日記


1997年10月20日(日) 天気:当分,晴れるんだって

¥6,078−

先月分のラボの請求書が,いまごろやってきた。まだ払ってなかったなんて,すっかり忘れていたのだ。請求金額は6,078円。先月はそんなに撮影をしていないが,マウントやホワイトパックの買いだめをしていたので金額が予想以上になっていた。
 以前にも書いたと思うが,私は撮影したポジは1コマずつ切り離し,ホワイトパックしてマウントする(1997年10月15日の日記を参照)。ボツのコマはそのときに捨ててしまう。それにしても,手間がかかるし,マウントやホワイトパックも大量に購入するとそれなりの金額になる。そろそろ整理方法を見直したほうがいいかもしれぬ。
 マウントしたポジを収めるスライドボックス,これも決して安いものではない。私はフィルムの消費ペースが遅いことが幸いしているが。
 私が広島市内でフィルムや用品を購入するのは,紙屋町のカメラのドイか,カメラのキタムラ祇園店(三段峡などへの通り道にあるのだ)である。スライドボックスであるが,6×9判用のものは,これらのお店にはまず在庫はない。取り寄せになってしまう。35mm判用のものには何種類かあるが,私は「ボックスタイプ」「インデックスなし」「不透明」のものが好きだ。なぜか,カメラのドイにはこのタイプのものが在庫されていないので,キタムラで買うことになる。
 そこで,昨日の帰り道にキタムラに立ち寄ってスライドボックスを買っておいた。ついでに中古カメラのウィンドウを覗いてみると,Nikon F-401 Quartz DateにAF NIKKOR 50mm F1.8S旧タイプレンズ付きで¥19,800というものが売っている。お,これは安い。サブカメラを探していたころの私であれば,さくっと買っているであろう(笑)。それにしても50mm付きのF-401の中古品はあまり見かけない気がする。たいていは,35-70mmのしょぼズームがついているように感じるのだ。
 最近は,標準的なズームレンズも35-105mmや28-85mmクラスのものが当然になってきているので,35-70mmクラスのしょぼズームよりは,50mmレンズが付いている方があとあと重宝すると思う。だから,これを読んで「なんでもいいから一眼レフを買ってみよう」と思っている方に,とりあえずお薦めしよう。なんといっても安い。
 昨日,三段峡で撮ったフィルムの現像ができてきた。35mm判で撮ったものはEktachrome Dyna EX 100にPLフィルターを使用しているから,期待通りのこってりした発色だ。紅葉(こうよう)の色を強調するにはこんなものだろうか。一方で,6×9判の方はE100Sを使ったせいか,素直な色になっている。しかも,250mmレンズを使ったコマはPLフィルターを使っていない。
 いや,正確にいうと,250mmレンズ用のPLフィルターは持っていないのだ。Mamiya-Sekor 250mm F5レンズのフィルター径は105mmである。このサイズのPLフィルターの価格をご存じない方は,このフィルターと先のF-401の価格をぜひ比較していただきたい。

Nikon F3, Ai NIKKOR 28mm F2.8, EB

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