撮影日記


1997年10月19日(日) 天気:晴れだけど,透明度最悪

¥12,380−

金曜日,土曜日と,東京へ出張だった。金曜日に広島6:25発の「のぞみ」で東京へ行き,土曜日に東京19:56発の「のぞみ」で戻ってくる予定だった。
 うちからJRの最寄り駅「横川」までは,徒歩で10分ほどである。「横川」は「広島」の次の駅。だから,朝一番の「のぞみ」に乗るのもそれほど苦労しなくていいし,最終の「のぞみ」で戻ってきても,山陽本線の連絡がちゃんととれているので,それほど苦労はない。
 でも,早朝や深夜に,荷物を持って歩くのは,やはりかったるい。
 そういうときは,素直にクルマで広島駅まで行こう。「のぞみ」で東京へ往復するなら,広島駅屋上駐車場の48時間無料券がもらえるのだ。
 結局,やや早く仕事が片づいたので,予定していたよりも1本早い,東京18:56発の「のぞみ」に乗れた。広島駅到着は22:50になる。屋上駐車場に行き,精算機に駐車券を入れると表示された金額はなんと12,380円。もちろん,48時間無料券を入れると表示は0円になった。
 さて,今日もいい天気だった。天気図を見ると,日本はすっぽりと高気圧に覆われる。前夜の疲れから出発も遅くなったが,三段峡へ向かった。聖湖には12:00ころに到着したが,むしろ一番よく日光が当たる時間帯である。さっそく準備して峡谷へ降りていった。
 木々はほどよく色づきはじめている。
 今日は,メインカメラをMamiya UNIVERSAL PRESSとし,レンズはMamiya-Sekor 50mm F6.3, 75mm F5.6, 100mm F3.5, 250mm F5の4本。サブカメラはNikon FM + MD-12とし,レンズ4本。さらに,予備としてNikon F-801 + AF Zoom-NIKKOR 35-70mm F3.3-4.5をクルマに置いておいた。三脚は当然,スリックマスターを持ち,スタジオデラックスとミノルタスポットメーターMを用意して,ほぼフル装備で臨んだ。このルートは,一部に急な石段があるものの,距離も短く歩きやすいので,機材を十分に持っていける。
 三段峡はたぶん,来週末あたりからが見頃になると思う。来週は早朝から乗りこんで,朝もやの中の紅葉を撮ってやろう。白いもやの中に浮かび上がる鮮やかな赤だ。
 帰り道には,筒賀村の大イチョウを見ておいた。昨年は,11月10日ころに訪れたが,ちょうど最高の瞬間だったようだ。今年もその前後の日付が最高の時期になると思うので,今のうちから近くを通るたびにようすをチェックしておきたい。

Mamiya Universal Press, Mamiya-sekor 250mm F5, E100S

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