撮影日記


1997年09月29日(月) 天気:快晴

昼休み

日曜日には,カメラに残っていたフィルムを使い切ることができなかった。たちの悪いことに,ニコンFMとF-801の2台に少しづつ残っている。ニコンFMの方は朝,出勤前に使い切ったが,F-801の方が残ってしまった。
 そこで,昼休みにF-801を持って近くの河原をうろうろしてみた。さすがに気候がよくなってきたせいか,河原で遊んでいる人,食事をしている人,寝ている人などいろいろみかける。そうか,こんな身近なところに被写体があったんだなあ……。
 職場からうちまで徒歩5分。この河原はうちのすぐウラ。要するにちょっと寄り道すればいい場所である。これから寒くなってくるまで,要注意なポイントになりそうである。
 堤防の上を歩いていく。数コマではあるがとにかくフィルムをさっさと消費したい。AF NIKKOR 35-70mm F3.3-4.5を70mmに固定した状態で持ち歩いていた。露出モードは当然プログラムオート。なにも考えずに撮るつもりだ。
 そういえば,日曜日に撮ったヒガンバナはどうなっているだろうか。
 ああ,かなりの花がしおれてきている。もうほとんど時期は終わりだろう。もう少し早く気がつくべきだったな。そう思いながら,残っているフィルムを消費するべくカメラを向けた。AFが作動して花が鮮明に見えた。そのとき,画面の中央にチョウがとまった。すかさずパシャパシャパシャ……。
 快晴の澄んだ空の下,被写体は非常に明るい。かなり絞った状態になってしまっていた。もう少し背景をぼかすとよかったか……と思ってももう遅い。やはり考えながら撮るべきである,と言うことだろうか。

Nikon F-801, AF Zoom-NIKKOR 35-70mm F3.3-4.5, EB

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