撮影日記


1997年09月23日(火・祝) 天気:あめのちくもり

ローエンド一眼レフ

カメラ,写真の雑誌にもいくつかある。私はとりあえず「日本カメラ」だけは毎月購入し読んでいる。今月の特集記事の1つに,最近各社から発売されている安い一眼レフカメラの比較があった。結局,どれも似たようなものであるが,なぜかそれらの機種を集めてみたくなるような書き方である(笑)。そこが文章のプロなのであろう。
 そこで紹介されていた機種の1つに,ニコンFM10がある。私も発売当初にはサブ機として購入しようかと思ったことがあるし,mahalさんは実際に購入されている。たしかそう,撮影のための必要十分条件を備えているシンプルなカメラである。そして,安いことが最大の魅力である。中古のFM2あたりを買うよりもいいかもしれない。例の記事にも書かれていたが,グリップ部の赤いラインがいいんだなあ。F3,F4,F-801,F90にもついている。デザイン的な共通性を意識しているのだろうか。
 また,梅から生まれた梅太郎は,やはりその記事中で紹介されていた,リコーXR8スーパーを買っている。彼は,ペンタックス6×7を購入後,ニコンFM10を買おうとしていた。一度はニコンを持ってみたい,というのが動機だそうだ。しかし,ペンタックス6×7のレンズをKマウントボディーで使うためのアダプタを見つけてしまった彼は,一転してKマウントの安いボディを探しはじめ,リコーXR8スーパーに到達した。
 梅太郎はいつの間にかペンタ党員になっていた。そして,PENTAX LXを買うに至っている。それに刺激されて私はNikon F3を買ったのである。詳細は,3月28日の日記をご参照あれ。
 最近の梅太郎は,私の影響を受けたのか「いつかは,ハッセル!」とわめくようになった。もし彼がハッセルを買ってしまったら,私も対抗して買わざるを得なくなるかもしれない。彼がハッセルを永遠に買わないことを祈る(笑)。


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