撮影日記


1997年08月07日(木) 天気:くもり

わくわく夏休み

先日の事故(1997年8月3日の日記を参照)の修理代金の見積もりがでた。約55万円。過失割合がまだ未定ではあるが,こちらの修理代金は,なんとか全額保険でまかなえる見こみだ。
 ところで,お世話になっているクルマ屋さんが「代車をかえてほしい」と言ってきた。最初に代車として借りていたしょぼいシビックに,買い手がついてしまったらしい。そのかわりに来た代車は,カペラカーゴである。デザイン的には嫌いじゃないけど,4ナンバー。装備があまりにしょぼく,パワーウィンドウすらついていない。でも,カペラカーゴに,傷だらけのスリックマスター三脚,ニコンF3とマミヤプレス,その他もろもろの機材を積めば,まるでカメラマンみたいである(笑)。
 しかし,このカペラカーゴは,あまりにもストレスがたまる。発進時の加速があまりに悪いのである。120km/h超でかっ飛ばしたい,などと「いけないこと」を望んでいるわけではない。発進時に,さくさくっと50〜60km/hまでもっていきたいだけである。レガシイセダンGTターボと比較することが間違っているのかもしれないが……。
 まあ,あまりにもボロかったので,代車をさらにかえてもらった。さらにグレードダウンして,ファミリアのバンである。今度はそこそこ軽快に走るので許せるが,あまりにも作りがチープである。しかも,フェンダーミラー。まあ,あまり贅沢を言っても始まらないから,このへんでしばらく我慢しよう。

さて,学生たちはもちろん,会社勤めの方も,そろそろ夏休みであろう。私も来週,夏休みをいただく。その期間の撮影については,神戸でスナップをしようという予定がある。異人館界隈,南京街界隈が定番かな。機材は,Nikon F3とピカイチカリブくらいで身軽に行ってみようと思う。
 そう,最近,コンパクトカメラでの撮影もおもしろいと感じている。一眼レフや中判で,厳密にフレーミングをし,ピントを正確にあわせ,露出を十分に吟味して計算どおりの「絵」を得るのは,写真として最高におもしろいと思う。しかし,コンパクトカメラで半分運まかせに撮るのも,それはそれでおもしろい。意外なナイスショットがあったり,「お,これいいぞ」と思ってよくみるとピントが甘かったり,けっこう楽しい。
 ストロボをはずせばとにかく小さい「オリンパスXA2」と,水中でも撮れる「ニコンピカイチカリブ」をうまく使い分けて,気軽にコンパクトカメラならでわの「絵」との出会いを求めていこう。

ところで,先日,「ピカイチカリブで潮だまりのなかを撮影したが,どうもピントが甘い」と書いた(1997年8月5日の日記を参照)ところ,こんな指摘をいただいた。

「水中では,見かけの距離が3/4になる。1m離れたものを撮るときには,距離目盛りを0.7mにあわせなければならない。」

水中撮影というものは,やはり奥が深いようだ。9月にはニコン製品のほとんどが値上げになるらしいから,今のうちにやっぱりニコノスをゲットしておこうかな。中古のIV-A型でもいいから。

さて,今夜,大阪から「梅から生まれた梅太郎」氏が来た。せっかくだから,広島近辺をあちらこちら連れ回りたいところだが,勝手の違うクルマなのであまり無理をしたくない。明日は私,出勤なので,一人でそこらへんをウロウロしておいてもらおう。すまないねえ(笑)。


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