撮影日記


1997年07月27日(日) 天気:はれときどきくもり

ふしぎ大陸「南極」

土,日の天気がおかしい,なんて思わないこと。これらは東京でのお天気である。広島でのお天気ではない。
 台風も弱まって,山陽新幹線も動きだした。帰りを心配することもなくなったので,この日は上野の国立科学博物館へ行ってみた。ちょうど,「ふしぎ大陸 南極展」が催されていた。今年は,日本の南極観測40周年だそうだ。
 上野駅の公園口を出れば,国立科学博物館は近い。入館料¥1,300を高いと感じる方もいるかもしれないが,その内容から考えれば「安い」と言えるのではないだろうか。
 できれば早々に広島へ戻ろうと思っていたので,常設展は見ずに「ふしぎ大陸 南極展」だけを見た。期待通りおもしろい。11月16日までやっている。東京近郊にお住まいの方は,ぜひ訪れるべきであろう。また,ミュージアムショップもおもしろい。「ふしぎ大陸 南極展」の解説書やペンギンの絵の描かれているマグカップなど買ってしまった。
 展示されているものの1つに「オーロラ観測用全天カメラ」というものがあった。このページをご覧いただいている方の多くはカメラマニアだと思うので,ちょっと気になるのではないだろうか。つまりは,一定時間ごとに全天の様子を撮影する装置であるが,レンズは当然ながら魚眼レンズである。近づいて,よ〜く見てみよう。こういう文字を読み取ることができる。

Fisheye-NIKKOR 6mm 1:1.4

これは間違いなく「特注品」だろう。カタログに載っているのは,1:2.8のものだ(それも受注生産品であるが)。
 国立科学博物館を出ると,昭和基地の建物や最新型雪上車が展示してある。当然,なかに入ることができる。雪上車の車内は案外広いと感じた。そして上野公園をスナップしながら上野駅へ,そして東京駅へ移動。八重洲口地下で舟和の「いもようかん」を買って,13:30ころ「みどりの窓口」へ行った。17:42発の「グランドひかり」の席をとっていたのだが,14:07発の「グランドひかり」に切り換えてもらおうと思ったのだ。ところが,なんと満席。次の14:35発は300系(のぞみ型車両)なのでパス。結局15:07発の「グランドひかり」の席を確保することができた。新幹線に乗るなら,やっぱり「グランドひかり」の2階がいいね。


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