撮影日記


1997年07月16日(水) 天気:くもり

最近のコンパクトカメラ

ようやく愛車が退院してきた。なかなか快調である。とはいえ,今,買いかえも迫られている。100,000km走破した初期型レガシイセダンGTと,まだ25,000kmしか走っていない平成6年式インプレッサスポーツワゴンWRXとを冷静に比較すれば,インプレッサに乗りかえるほうが,あとあと心配がないように思える。今日,試乗してみたが,走りはウワサ通りすごい。しかし,インプレッサはやっぱりカローラクラスだ。全体になんとなく安っぽい。うーん,悩むところである。
 愛車がいない間,自然にお散歩写真に力が入る。オリンパスXA2で日常の光景もお散歩写真に仕上げてしまおう。先月,オリンパスXA2にエクタクロームダイナEXを入れて撮影した結果,ピントが目測式であるため,どうしてもあまいことがあるが,概ね良好な画像が得られることがわかった。
 とはいえ,やはりピントのきっちりした写真を撮りたい。そこで最近のAFコンパクトカメラも物色してみることにした。ちょうど,中古のニコンミニズームAF300QDを¥9,800という手頃な値段で見つけていたこともある。いやまてよ,リコーR1Sの小ささも魅力だよなあ,うーん,目移りするねえ。
 とりあえず,普通の量販店に行って,新品のコンパクトカメラを触ってみた。いわゆる高級コンパクトカメラというものは対象に考えていない。あくまで普及品を考えている。いろいろとみた結果,次の3機種が気になった。

ニコン メタルズーム AF310QD

リコー R1S

オリンパス ミューII

小さいこと,必要以上に変な機能がついていないシンプルさがポイントだ。
 とりあえず1機種ずつシャッターをきってみる。
 あれ?なんだろう?
 どうもシャッターがきれる感覚がわからないのである。シャッターボタンを押しこんで,指を離したころにシャッターがきれる感じなのである。店の人に聞いてみると,最近のコンパクトカメラは賢いので,いろいろと計算してピントや露出を合わせてからシャッターがきれるのだという。一眼レフカメラだってシャッターボタンを押してから実際にきれるまで,けっこうなタイムラグがあるよ,ともいう。
 それはたしかである。しかし,一眼レフカメラの場合は,機械が動作しているのがわかる。ファインダーを覗いていればピントが次第にあっていくようすが見えるし,レンズを駆動するモーターの音が派手だったり,ピントがあうとピピとか音の出るものもある。要するに,いつシャッターがきれるのかわかるのだ。
 AFコンパクトカメラでも,初代ジャスピンコニカや初代オートボーイ,全自動フジカなど昔のものは,シャッターボタンを押してからきれるまでのタイミングがわかりやすかった。ところが,最近のコンパクトカメラは,シャッターボタンのストロークはないに等しく,音もほとんどしない。いつシャッターがきれるのかが全然わからないのだ。
 慣れれば済む問題だろうけど,ま,当分,オリンパスXA2でがんばろう。
 もう1つ。mahalさんと話しているうちに,7月5日に実施したような「お散歩スナップ写真会」(1997年7月5日の日記を参照)を毎月恒例にしようということになった。このページの読者の方で興味のある方は,ぜひご参加いただきいっしょに写真を楽しみたい。まずはご連絡を。

この日,大洲カメラはお休みだった。


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