撮影日記


1997年06月29日(日) 天気:ちょー快晴

台風一過

晴れた,みごとに晴れた。すばらしい快晴だ。
 土曜日は,台風8号による暴風雨のため,ほとんどなにも撮らなかった。わずかに,地面をたたく激しい雨や増水した河川などをOLYMPUS XA2などで写真におさめたが,たぶん記録以外のなにものにもならないであろう。その分,時間に余裕があったので,写真の整理をした。

みごとに晴れた日曜日,当然のごとく三段峡と常清滝のハシゴを企んだ。ただし,常清滝周辺はマムシの巣窟である。大雨の直後に行くと,そこにはキケンが待ち受けているかもしれない。そんなことは気にかけず,走行距離10万kmを越えた愛車をスタートさせた。

午前中は,三段峡を攻めた(1997年6月21日の日記を参照)。三ツ滝は,すぐ上流にある樽床ダムで流量を制限されているのだろう,通常より流量は多いがあまりびっくりするものではなかった。ところが,支流にあたる,貴船滝,繰糸滝,出合滝の流量は,すさまじく増えていた。
 ここでは,写真を撮っている人は見かけなかった。

午前中を三段峡で過ごし,常清滝へ向かう。中国自動車道を気分よく走っていたが,突然,水温計が上昇をはじめた。
 ちょっと待ってよ,どういうこと!?
 さすがに危険を感じたので,非常駐車帯に停めて非常停止板を設置。ボンネットを開けてみると,わっ,ラジエーターのパッキンのすきまから湯気を吹き出している!
 どうも,重症らしいので,とりあえずJAFを呼んで,私は高速バスで帰ってきた。修理代もかさむであろう。非常に運の悪い日だった。ま,ここは,そのまま常清滝へ行っていたらマムシの犠牲になっていたに違いない,と思うことにしよう。常清滝へ行かなくてよかったのだと。

当分,クルマが使えないなら,街のスナップでもしようかな。梅雨明けまでに愛車が完治することを祈る。

Mamiya Universal Press, Mamiya-sekor 75mm F5.6, E100S

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