撮影日記


1997年04月12日(土) 天気:ふつうの晴れ

世界にはびこる日本製カメラ

先月はなぜか,「ニコン○○○を売ってくれ」という内容の英文のメールが何通かまいこんできた。私の所有するカメラを見せびらかしているだけのページが,どうも「個人売買のリストのページ」と解釈されていたようだ。ま,このウェブサイトのタイトルが「インフォ・バザール」だから,そういう誤解もやむをえないか。とりあえず,「NOT FOR SALE」の文字を入れておいたので,今後同様の問い合わせはなくなるだろう。

あ,これは英文ページのお話。
 日本語ページの方は,少し構成を変更してみたが,いかがだろうか。「写真趣味の部屋」ということでまとめてみたのである。アンケートも用意したので,読者のみなさまにはぜひご協力を賜りたい。

個人売買ページという誤解もとけただろうと思っていた昨日,またまた英文のメールが届いていた。ちらっとみると,Asahiflexがどうのこうのと書いてある。「NOT FOR SALE」とはっきり書いてあるのだから,まさか「売ってくれ」という内容ではないだろうと,辞書をとりだして読み進めてみると,なんと私のページにある誤りの指摘であった。
 Asahiflex は昭和20年代に発売されていた古いカメラで,なぜか私の手元にある。これには1A型および1B型,さらに新しい2型があることはわかっていたが,それらの違いがわからなかった。ただ,2型でないことはどこかで教えてもらっていたので,とりあえず「1」型ということでページ上で紹介していたのである。
 先のメールによれば,私のところにあるAsahiflexは間違いなく「1A」型だという。前面のシンクロ接点が2つあることがその理由だそうだ。そして,「1」型はその接点が1つしかないことから区別がつくらしい。つまり,単に「1」型と書いていたのでは誤りになるのだ。
 こういう客観的誤りに関する指摘は実にありがたい。この指摘は,「PENTAX のエンスー」を名乗るオランダ(だと思う)の方からいただいたものである。この人は,新品同様の「2A」型をもっているらしい。日本製カメラは,ほんとうに世界中にはびこっているようだ。


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