撮影日記


1997年02月24日(月) うん,今日もいい天気だよ

たぶん写っていないだろうと思っていた,ヘール・ボップすい星が写っていた。とはいえ,ルーペでなんとか尾がかすかに識別できるか,という程度である。スキャナで取りこみを試みまたものの,なかなかうまくいかない。使用フィルムは,Ektachrome Dyna EX 100,レンズはAi NIKKOR 135mm F2.8S,絞り開放,露出時間は10秒。満月で明るい夜にこれでなんとか写るわけなので,街中で挑戦してもうまくいきそうである。135mmレンズだと10秒間の露出でも,星がかなり流れてしまうのはしかたない。

ところで,今日はちょっとクルマのお話し。

「カメラマン」というと,クルマは「ステーションワゴン」や「クロカン」に乗っている,というイメージをもっているのは,私だけではないはず。かくいう私の愛車はセダン。「私の愛車はセダンである」というと多くの知人が驚くのだが,それは私が写真を趣味にしていることから,先のカメラマンに対するイメージをダブらせてくれているのではないようだ。むしろ,私の愛車がレガシィであることが理由として大きいようである。たしかに,レガシィというと,圧倒的にステーションワゴンが多いのだ。
 さて,寒い日の撮影のときには,機材の「結露」に気をつかうことが多いだろう。寒い屋外で冷えきった機材を急に暖かい室内にもちこむとき,機材によって冷やされたその周囲の空気の水蒸気が飽和状態になり,露として機材に付着するわけである。これは,「室内」にかぎらず,自動車の「車内」でも同様。したがって私は,寒いときは機材を後部座席ではなくトランクに入れる。セダンの場合は,荷室と乗員室が隔離されているので,急な温度変化を防ぐことが期待できるわけである。
 一方,ステーションワゴンだとどうなるだろうか。とくに,高級なステーションワゴンでは,後部座席にも十分な冷暖房効果がゆきとどくように設計されているようである。後部座席に十分に暖気が届くならば,荷室もそれなりに暖かくなっていることは想像に難くない。ワゴンの荷室では「結露」は起きないのだろうか?

ステーションワゴン等に乗られているカメラマンの方にお聞きしたいところである。

  • ステーションワゴンの荷室程度の暖かさでは結露しない
  • ステーションワゴンの荷室では結露するので何らかの対策をとっている
  • よく結露して困っている
  • いかがだろうか?

    Nikon FM, Ai NIKKOR 135mm F2.8S (F2.8, 10sec), EB

    ← 前のページ もくじ 次のページ →