撮影日記


1997年01月12日(日) 天気・市内は晴れ/常清滝は霧の中

1ヵ月ぶりに常清滝へ行った。いつも1カットは,展望台の同じ位置から同じ構図で撮影している。その展望台は人がちょっとでも動くとユラユラゆれて,スローシャッターはまさに息を殺して切らねばならないものだった。その展望台もついに取り壊され,新しくつくり直されるらしい。今,現地は工事中で,資材も散らかっており,写真を撮るには少々気になる点が多いのだが,いちおう毎月の表情を記録しようと大それたことを考えながら,今日も2カットほど撮影しておいた。これでフィルム1本8カットを消費するのに1ヵ月かかったことになる。ま,私の通常のペースといえるな。なお,常清滝への歩道はところどころ凍っているので,それなりの用意がないと通行は困難かも。

帰り道,35mm判フィルムの方も消費してしまおうと考え,道ばたにクルマを止めて,草についていた霜のクローズアップ撮影などをして遊んでみた。すると突然あやしい(笑)国産高級車が私のそばに停車した。なにごとかと思ったら,降りてきた人はアマチュア写真家だった(けっこうベテランの方だと思う)。そこで少々雑談していただいた。その人は,私が冬期は近づかない芸北町方面でいろいろ撮影されているとのこと。今度機会を見つけて行ってみよう(すぐにマネするヤツ←おれ)。

午後,フィルムの補給のために行ったカメラ店の中古コーナーにあったAF Zoom-NIKKOR 35〜70mm F3.3〜4.5(I)を衝動買いしてしまった。はじめて「買う」ズームレンズである。
 どうしても1本しかレンズを持っていくことができないとき,これまではNikon FM+Ai NIKKOR 50mm F1.4という組み合わせだった。しかし,記念写真やスナップなどは,AF&プログラムAEのF-801で横着することを覚えてしまい,FMは事実上Ektachrome Dyna EX専用機になってしまった。しかし,AF NIKKORは20mm F2.8Sと85mm F1.8Sしか持っていない(笑)。AF NIKKOR 50mm F1.4Dを買おうかと思ったが,それでは50mm F1.4が3本になってしまう。そこで,ものは試しと,標準系しょぼズームを買ってみたのである。

このズームにも,そのうち「爪」をつけてやろう。

常清滝 (1997年1月12日撮影)
Mamiya Universal Press, Mamiya-sekor 75mm F5.6, EPN

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